最近 こうみたい。…〜A

 初のオンライン企画 だんらん会に合わせて 「最近 どう?」というアンケートを取りました。

 この活動を始めてから SPS4wという名のも とに 時々アンケートを取らせてもらいますが

浮かんでくる問題は 変わらない。ずっとこのままなのかな どうしようもないのかな これが当たり前でいいのかな と思うのです。

個々が それぞれの現場が円滑に進行されることが最優先なために 問題点を伝えるまで動けず 飲み込み日々の仕事をこなしていく。

そして やはり 今後の雇用関係に影響がないように 面倒になりそうな意見は出さないで 胸に収めて過ごしたりします。

 今回の 「最近どう?」のアンケートにあった 主な回答です。

 

お仕事でストレスだなーと思ったことありますか?

 ・滅私奉公が当たり前という風潮

 ・センスのない提案を勧められた時

 ・稽古場でも劇場でも 休みなくバラシに突入したり 連勤が当たり前という点  etc

 

 

労働時間とギャランティのバランスとれていますか?

   ・ 大半の方が 「いいえ」の回答

 ・ 予算がないと稽古場参加の日数も減らされ 後から参加した時には作業が手に負えない状況になっている場合がある

 

自分のギャランティ どのタイミングで知りますか?

 ・ 仕事実行前に知る方もいましたが 実行中や 口座に振り込まれるまで知らないという方もいました。

 

仕事内容に疑問や不満 ありますか?

 ・ 男女の役割分担 女性の負担が大きい

 ・ 報酬と労働のバランスが取れていない

 ・ 担当する部署によって 休憩時間も取れないほど動く人と そうでない人といる 日当に差はないのに。

 

この業界(舞台スタッフ)に対する 夢や希望はありますか?

 ・連勤が美徳な時代からの脱却

 ・会社の枠を超えた交流

 ・諦めました

 

主にこのような回答がありました。

また、この他 今まで聞いたことから

 ・将来への不安

 ・パワハラ  モラハラの問題

 ・演出部内の仕事の分担

 ・演出部の高齢化

 ・家庭の事情(介護 子育て)への現場の対応

 

このような問題があります。

どうしたら 良いのでしょうね。

 

もともと 特に制度がない業界です。 

考えるほど 規模の大小 演目の種類 様々な働き方がある中で1つの制度をつくることは無理なんだろうなと思います。

雇用側 舞台監督 雇われる側の「常識」「マナー」の向上を求めるしかないのかと。

 

 働く前にギャランティ情報を伝えることが当たり前のマナーの業界くらいにはなってほしいとおもいます。

(ギャランティ情報に関しては 事前に言い切れない事情もわかります。せめて 最低〇〇円と支払い期日まででも)

 

これから働きに来る方々、新しい人材に驚かれないように。