とある旅公演のスケジュール〜A

 わりと近々に声がかかって 現地大道具的な立場でひきうけたお仕事。

東京の関われる公演だけのお付き合いでしたが 公演スケジュールをみたところ 大変に過酷なスケジュールでした。

仕込み、移動の詳細は想像ですが おそらくこんな感じと思うスケジュール添付します。

 

舞台監督+4人体制 女性スタッフはいなくて 男性スタッフが小道具を担当していました。

転換は 出演者さんも一緒に。大きなワゴンも階段も女性ダンサーが移動したり 出番 着替え 転換 息を切らして走ってます。

大道具は組み立てやすくはなっていますが なかなかのボリューム。ワゴンが袖中の面積を取るので 着替え場は1間角のスペースまで 衣装の量とスペース全然足りてないです。

 細かいで出ハケの面倒まで見きれていないです。  

各地 袖中条件も違うけど とっても時間がないので 場当たりも急ぎ 確認しきれない。

現場でお付き合いした中で 30分以上の休憩をもらえたことなし

そして お弁当の手配がない時もあり😵

 

時間のない中の稽古に

危ないなーって思ってた矢先 ワゴンのパネルが袖幕をやぶく…

 

 舞台監督いわく このカンパニーには何度かつきあっているが どうにも 何を言っても変わらないと…

人が足りてないこと 必要な時間がないこと でも 制作は人々に感動を与えるエンターテイメントを と謳っている。

良くない。

スタッフって奴隷なの?

 

そして女性のスタッフの必要性を低くみられている印象。ここにもう一人細かく各部、出演者に配慮できる人がいれば 全然ちがうんだけどなぁ。

 

こういう現場に 何も知らない若手スタッフとか入ったら そりゃ持たないし 人材を失って当然だよ。

 

どうしたら このような現場はなくなっていくんでしょう。

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