履物と女性演出部の仕事
「衣装進行が履物担当
演出部女性は1人
衣装進行はまだ稽古参加しておらずその間 届く履物の合わせ 返却対応を頼まれる
小道具作業も佳境な中 対応しきれない」
という現場報告をいただきました。
衣装進行スタッフの発注は制作サイドの場合 舞台監督からの場合がある 衣装プランナーサイドからの場合もあるかな
当人たちのスケジュールの都合もあるかもだけど 早く入れられない予算の都合もあるかもしれない
どこ発注の人か 繋がりによってホロウの具合も違ってくるような
そもそも 小道具だけにしても 細かい対応が多い演出部女性が対応する仕事
作業量は作品によるので「必ずしも」とか「フツ〜は」とか基準は設けづらいけど 舞台監督たちはどんな基準で人員配置をしているのか
また その旨は当人たちに共有されているのかな 業務の線引きみたいなこと。
実際 限られた時間の中でやり遂げなければならないから協力して補い合うべきなんだろうけど
けど… です。
契約書があったら変わるのかな でも ここまでの業務契約できるほど私たちの作業は明文化されてないし
雰囲気 配慮 マナーの範囲で判断されるしかないんだろうな
〜以下 靴のサイズ合わせについて
【靴のサイズを合わせる】
サイズを合わせられるタイミングを見計らう
履き物の状態確認 靴紐とおってるか 靴のつま先の詰め物入ってないか
靴べら・中敷など微調整の対応ができる準備をして向かう
返品可能な範囲の扱いで試し履きをしてもらう(小さな敷物を用意したり)
サイズが合えば良いけど
サイズが合わない場合も多々
左右サイズが違う方
カカトが出てる方
つま先広め
足の甲高め
くるぶしが靴の履き口の高さにちょうど当たる方
あと靴紐の種類 紐の伸び具合(=締め具合につながる)にリクエストがある場合も
合わせた時にいろんな情報を吸い上げて 本番使える履き物を目指します。
衣装プランの意向を汲み取り キャストがストレスなく本番ができるようにそんな大役なんですよね。
履き物合わせ 履き物担当って。
もっと言うと 本番中のメンテナンスも重要作業。
なので 破損や色のダメージが起こった時 どうしてその履き物になったのかから把握しておいた方が対応しやいので 担当者が履き物合わせから立ち会えてたら安心ですよね。
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